「大学にいってまで期間工になるやつwww」
「せっかく高い学費を払って大学を卒業したのに期間工なんてやってるなんて学費をドブに捨てたのと一緒」
こんにちは。大卒で借金800万円も背負ってスバル期間工になったシャッキカンコウです
学歴や経験が不問の期間工の仕事を大学卒という学歴の人間がやるのはバカというのは良く聞きます
否定はできません。借金800万円のほとんどが奨学金が原因である俺、就職してもすぐに辞めて借金だけが残った状態なんだから典型的な大卒で期間工をするバカとなるでしょう
今後も大卒という経歴を活かせることもないので学費も通った時間も無駄だし損だったと言えばそうなってしまいますね
だからといって大卒の期間工に下を向いて働けなんて言わないし、俺自身も大卒期間工であることを恥と思ったことはないです
今回は大卒の期間工について実際に大卒で借金持ちの期間工の俺の体験談と考えを書こうと思います
大卒の期間工は現場でバカにされるのか?
ネット上では大卒なのに期間工の仕事をしているとバカにされることが多々ありますが、実際に現場で働いていて大卒期間工ということをバカにされたことはありません
まだ働いて数か月なのでこれからどうなるかはわからないけれども今のところはないです
っていうか俺が大卒か高卒かなんて誰も興味ないんですよね。俺も期間工として働いていて周りの人の学歴なんてどうでもいいです
多くの期間工が大卒ではないから、たぶん俺も高卒なんだろうなと思われているでしょう
東大卒とかなら何で?って気になりますけど、偏差値50前後の大学を卒業した人が期間工になっていても別に気にする事のない普通の事だと思います
もし大卒で期間工なんてやっているとバレたとしてもバカにされることはないと思います。そんなこと面と向かっていう人はいないでしょう
何とも思ってないし知っても何とも思わないでしょう。俺だって大卒期間工がいたとしても何とも思わないですから
心の中まではわかりませんが言葉や行動で示していないのであればそれでいいです
大卒なのに期間工、非正規の期間工と心の中で思っていても俺に伝わらなければどうでもいいのです
借金持ちの大卒期間工が借金を返済するために不必要な大卒というプライド
前にライブドアニュースで有名私立大学卒の38歳の男性が高卒と一緒に働くのはプライドが許さないという理由で仕事を辞めて貧困生活をしているというものを見ました
上智大学を卒業したものの正社員の仕事に就く事が出来ずに広告代理店の派遣社員になった男性。36歳の時に「ちゃんとした仕事に就け」と言われ父親が役員として働く金属製造メーカーにコネを使って入社することになります
工場の現場をまずは経験して欲しいという事で嫌々で工場勤務をしばらくすることになったのですが、高卒ばかりの現場は話の内容も低く、トイレを使用したら名前をボードに記入するなど会社のレベルも低いことに不満を感じます
朝の7時から夜の8時まで働いて月収は30万円とそれなりの給料はもらっていたものの、役員の大卒の息子の自分が仕事が出来ないという理由でバカにされるのが嫌だったそうです
せっかくコネ入社をして、しばらく我慢すれば工場の現場作業からは解放されるのに嫌になって辞めてしまいます
「高卒の人と一緒に働くのはプライドが許さない」と一言残して今は無職で就職の予定もなく酒を飲んで逃げる日々を続けているとのことでした
本当にバカだと思う。学歴があってもコネがあっても活かせずにくだらないプライドと共にこれからも生きていくんだろうなと思いました
大卒のプライドを38歳にもなって気にしているのなんておかしいですよね。30歳を超えたら学歴ではなく職歴、今までの経験で評価されるようになるのに・・・十数年も前に卒業した大学の事なんて未だに引きずるのはそれしか彼には自信が持てることがないんでしょうね
大卒なのに期間工の単純労働、高卒にこき使われるなんて考えは借金返済をする俺には邪魔でしかないです
奨学金を利用して大学に行き就職したけど辞めてしまった、そして無職でだらだらと過ごした日々は今の俺に大きな足かせとなっています
これは自分がまいた種なので自分で何とかしようと思いスバル期間工となり働いています
とりあえずは借金を返さないと人生のリスタートも難しいんです。期間工で借金を返してからどのように生きるのかも手探りです
彼はちょっと工場での仕事を我慢していれば父親のように役員に慣れることもできるチャンスもあるのにもったいなかったですね。何のコネもなく期間工になるしかない俺には羨ましい話なのに大卒のプライドなんて余計なもののせいで台無しです
俺は借金を返そうと頑張る時に大卒のプライドなんて足かせまでつけてる余裕はないのです。くだらないプライドは捨てて後悔ではなく反省をして生きないとこんな人みたいになってしまうということで反面教師にしようと思います
明日からも高卒にこき使われても自分のために気にすることなく頑張っていこう